深谷 2019年9月24日
今回ウェルネステラス深谷では、病院での身体拘束についてのDVDを見ました。
病院で行う身体拘束とは、認知症などにより治療に必要な命に関わる器具を体から外してしまったり、歩行が困難であるにもかかわらず動きだしてしまい転倒する、といったことを防ぐために行うものです。
DVDでは、実際に健常者が身体拘束を体験し二時間と耐えられなかった例や、身体拘束しなければ患者の命に関わるが、ADL(身体機能)の著しい低下を招いてしまうという問題が取り上げられていました。
そしてその身体拘束の原因である認知症のケアの一つとして、「ユマニチュード」という技法が紹介されました。
見る、触れる、話す、立つという人間の特性に働きかけ、ケアを通じて言葉によるコミュニケーションを築いていくということがとても大切なことだと思いました。