ウェルネステラス富岡 2025年7月 虐待防止委員会

2025年7月11日

身体拘束廃止委員会・虐待防止委員会

7月10日に開催

◇センサー等使用者(承諾書受領し実施している方となります。)

現在のセンサー使用者は1名となっておりますが、状態安定している為、終了の見通しです。

また、今後入居検討を行っている利用者様に対し、入居からしばらくの間、足元センサーの利用検討を行っております。

◇その他拘束事項にあたる方(承諾書受領し実施している方となります。)

① オムツいじりなどの不潔行動が夜間あり、体調に悪影響が懸念される利用者様1名に対し、ツナギ服のご着用を頂いております。

② 尿カテーテル自己抜去の懸念がある利用者様に対し、ご本人様状況に応じてミトンのご着用を頂いております。

③ ご本人様希望で、「落ちてしまいそうで心配だから。」と、ベッドに柵を付けている利用者様がおられます。

④ 認知症由来の便いじりがあり、健康に害をなしてしまう可能性のある利用者様に対し、夜間のミトン着用を頂いております。

◇利用者様の状況確認

・ 認知症由来の精神的な不安・不穏を医療の補助を受けながら抑制されている方がいらっしゃいますが、服薬内容について過鎮静にならないように注意深く観察を行っております。

・ 利用者様同士のやり取りにおいて、お互いの主張がかみ合わず口論になってしまった事案がありました。職員が間に入り、気持ちを収めて頂いています。

・ 認知症に由来する症状を緩和するためのお薬を飲み始めた方がいらっしゃいます。飲み始めは特に効果が出やすい、出づらいなどの状況が生まれやすい為、注意深く観察を行っていきます。

・ 体質的に皮膚状態が悪くなりやすく、ストーマ使用時にかぶれの痒みから器具外しやかゆみを感じることで不穏となる利用者様がいらっしゃいます。医療対応的な面から、完璧な対応が出来ていない現状がございますが、都度、最適と思われる対応を考えて参ります。

◇高齢者虐待リスクアセスメント

対象者0名

ご本人様方の性格や生活における特性理解し、適切な対応を心がけて参ります。

◇施設全体の接遇面で気になる所は無いか

当施設においてはご利用頂いている利用者様の数が多く、いかに適切なサービスをスムーズにご提供するかという事が常に課題となっております。
ただ、その中でもスムーズさを優先するあまり、接遇面がおろそかになってはいけないことを職員は心がけていかなければならないことを再周知しました。