2025年4月11日
身体拘束廃止委員会・虐待防止委員会
4月10日に開催
◇センサー等使用者(承諾書受領し実施している方となります。)
現在のセンサー使用者は0名となっております。
その時々の体調変化などで、転倒リスクが上がっているのではないかと推測される利用者様がおり、日々の状況を確認しながらセンサー設置の可能性はございますが、現段階ではセンサー使用者は0となっております。
また、現在、病院からの退院・入居が予定されている利用者様2名に対し、入居後ご本人様の心身が落ち着くまでの間、足元センサーの利用予定がございます。
◇その他拘束事項にあたる方(承諾書受領し実施している方となります。)
① オムツいじりなどの不潔行動が夜間あり、体調に悪影響が懸念される利用者様1名に対し、ツナギ服のご着用を頂いております。
② 尿カテーテル自己抜去の懸念がある利用者様に対し、ご本人様状況に応じてミトンのご着用を頂いております。
③ ご本人様希望で、「落ちてしまいそうで心配だから。」と、ベッドに柵を付けている利用者様がおられます。
④ 認知症由来の便いじりがあり、健康に害をなしてしまう可能性のある利用者様に対し、夜間のミトン着用を頂いております。
⑤ ご自身でスタッフコールが押せず、体動が多くベッドからずり落ちてしまう利用者様に対し、ご本人様、ご家族様の了承を得て4点柵を使用しています。
⑥ 認知機能の低下激しく、オムツいじりなどご自身の意志で抑制することが出来ない、お身寄りのない利用者様に対し、ケースワーカーの方など関係者と連絡とったうえでツナギ服を着用いただいています。
◇利用者様の状況確認
・ 認知機能の低下及び服用されているお薬の効果などから、満腹中枢への働きが不足し、盗食に繋がっている利用者様がおられます。ご本人様の想いを受け止めながら、他利用者様への影響がないよう対応する必要性を感じております。
・ ご夫婦様でご入居頂いているケースにおいて、認知機能低下から、長年連れ添った間柄であってもお互いの主張が食い違い、言い合いになってしまうなどの状況が見られます。居室をお分けしたところお互いの喪失感に繋がっており、改めて同室でお過ごしいただいておりますが、状況見守りを行っております。
・ 季節も関係しているのか、精神的不穏に繋がっている利用者様が散見されております。ご自身でも制御できない精神的乱れに対して、適切に対応することが必要と考えております。
◇高齢者虐待リスクアセスメント
対象者4名
① 13点で中リスク
② 8点で低リスク
③ 13点で中リスク
④ 5点で低リスク
ご本人様方の性格や生活における特性理解し、適切な対応を心がけて参ります。
◇施設全体の接遇面で気になる所は無いか
現在、職員の絶対数が足りていない部署もあり、職員一人一人にかかる職務量が多く、高ストレスの状態となる場合があります。対応のやり方そのものを工夫することも行っておりますが、最低限の人員確保が行えるよう、職員数充実の為スカウト採用などの人事的対応を行っております。