研修報告書「福祉人材確保・定着支援セミナー」

富岡 2021年11月12日

11月11日 研修報告書

 

主 催:群馬県福祉マンパワーセンター 動画配信

テーマ:福祉人材確保・定着支援セミナー

 

《感想》「選ばれる施設を目指して」という、求人申込書作成の4つのポイントの動画に関しては、求人票は見る側の立場で聞いていました。知りたい内容を端的にわかりやすく載せる事で、求人者の目に留まるのではないかと思いました。また、求人票である程度どのような会社かが想像できると思います。曖昧な書き方であればそういう会社なのだとイメージされかねないと思います。

新入社員の「不安」や「前職を辞めた理由」の大半が職場の「人間関係」とのことです。人材確保・定着化に必要な事は、不安を取り除き、安心感から信頼関係「風通しの良い職場」につなげることだそうです。人間関係・労働条件・労働環境などの「精神的安心感」と賃金・待遇・処遇などの「経済的安心感」が重要です。この動画に関しては管理職の方にはぜひ視聴してもらいたいと思いました。『報・連・相』をうまく利用できる管理職のコミュニケーションスキルが重要視されています。辞める理由としても「人間関係」とあるように、仕事を定着させていく上でもコミュニケーションがとても大事だと思いました。人材育成は「その人の自信を育てること」とも言われています。上司と部下のコミュニケーション次第で人の成長を促すことが証明されているそうです。関わり方で注意することは、「口調や言い回し」です。一歩間違えればハラスメントと言われかねない案件となります。注意しなければなりません。

福祉の現場における人材の定着推進-人材確保としての定着の取り組み-として、人材確保の基本的なとらえ方として、①人材の採用=確保ではない。人材の確保=採用+育成+定着 定着することで「確保」となるのだそうです。②人材の確保=量+質である。「定着推進」とは、新たに採用した人がすぐに辞めないようにする取組であり、「離職防止」とは職場に定着して戦力になっている職員が、何らかの事情で辞めることを防いでいく取組のことです。「定着推進」と「離職防止」を区別しながら取り組んでいくことが大切です。人材確保の重要な一環となります。

当施設も人員不足の中、なぜ求人が来ないのか、新人がすぐに辞めてしまうのか、よく勉強するべきだと感じました。人員が充実することで利用者様に今よりもよりよいサービスを提供できることを願っております。

職員I