研修会の報告

深谷 2021年12月21日

埼玉県主催「養護施設従事者による高齢者虐待の防止」リモート研修を行いました。

目的 虐待をしない・させないためには、どうすればよいのか学ぶ。

内容 虐待とはなにか 対応上の困難 困難への対応

 

* 虐待防止のための取り組み

① 日々のケアにおける虐待の取り組み

〇 イラッとしたらその場を離れる→こうした体験は一人で抱え込まず、定期的に職員間で共有

〇 負の感情は、宛名の無い手紙に書きため、まとめて破棄

〇 スピーチロックを回避(質問形式や身振り手振りの活用)

座っていてください    → 座っていただけませんか?

少しだけ待っていてください → 3分だけお待ちいただけませんか?

〇〇してはいけません   → (〇〇とは別の行動)◇◇してみませんか?

△△しないといけません  → ご一緒に△△しませんか?(お誘いの表現)

② 自己肯定感を高める取り組み

〇 ヒヤリハット事例だけでなく、良いケアの事例も職員間で共有

〇 終結事例を検討して、教訓集を作成して職員間で共有

*1時間のリモート研修を見て、感じたことは、職員のストレスからや感情コントロールの問題や

教育・知識・介護技術に関する問題等が高いパーセンテージを占めている。私たち介護職員は、

心身機能にあったケアを検討し具体策をとることをはじめ、利用者様の立場に立つことを心がげ、

常に介護に従事したいと思いました。