普通救命講習を受講しました!

富岡 2019年10月8日

ウェルネステラス富岡では、入居者様が生命の危機に瀕した際に適切な救命処置が出来るよう、普通救命講習Ⅰの講習を富岡消防署に依頼しました。キルギスからの技能実習生4名も参加し、DVDを使っての座学と、実技の講習を受けてきました。
1時間弱の座学の後、学んだ内容を実践的に行うわけですが、まずは消防署員の方のお手本です。

説明はユーモアを交えながら和気あいあいとした雰囲気の中行われましたが、いざ実技が始まった後の対応の素早さ、人形相手ではありますが、適切な処置を流れるように行う姿には圧巻の一言でした。
続いて、職員が交替しながら実技に臨みます。

2分間の胸骨圧迫を続けるのには、かなりの体力を必要とします。腕の力に頼らずに、体をうまく使いながらやる必要があるのですが、なかなかうまくいきません。


人工呼吸は気道確保をして行いますが、肺活量の大きい職員が行うと、胸のふくらみがとても大きく。多く入れればいいというものではなく、肺胞がつぶれてしまう危険性もあるとの事で少し胸が上がるくらいがちょうどいいそうです。


2名でAEDの使い方を学びながら一通りの救命活動を行う訓練も行いました。AEDも今では名前こそ一般的ですが、なかなか使うも多くはないと思います。だからこそ、いざという時に落ち着いて用意が出来るよう、慣れておく必要があると感じました。

3時間の講習を終え、職員のほとんどは疲労が見えました。救命活動というものは、それだけ体力、精神力を使うものであるという事であると思います。いざ!の時がないことが一番ではありますが、その時が来た際にはしっかりと行動がとれるよう、この講習を時に復讐しながら準備を整えていきたいと思います。

投稿者:施設長