2019年4月 社内研修

富岡 2019年5月11日

ウェルネステラス富岡では毎月第4火曜日に社内研修を行っています(*^^)v

4月社内研修

今回の社内研修では、施設内で行っている「オムツ・コスト削減委員会」と「褥瘡対策委員会」からの活動発表、今後受け入れが本格化する外国人技能実習生受け入れに対する注意点の確認を行いました。

オムツ・コストの削減は、社の経営上の課題と、入居者の皆様に快適な生活を送っていただくバランスを考える上で重要な存在です。コストを考えるあまり入居者様にご不便をかけることは当然できませんが、その前提をもった上で、会社という組織の中で利益の向上を目指しています。それに加え今後暑い時期を迎える中、オムツの使用による陰部の蒸れや不衛生につながらない使用方法を検討しています。

褥瘡対策委員会では、寝たきりの方や皮膚の弱い方を中心に、除圧や適切な寝具を使うことで褥瘡のリスクを軽減できるよう、職員一人一人が知識と意識を共有できるよう活動を行っています。今回の発表の中では、入居者様それぞれの体の状態に合った除圧の仕方の紹介もあり、一つのやり方にこだわらず、お体の事を第一に考えた対応を学ぶことが出来ました。褥瘡は一度できてしまうと、長期間痛みが続くなど、入居者様のご負担が大きいものです。上記でも触れましたが、今後蒸れて皮膚が柔らかくなる時間などは、圧迫によるものに加え、衣擦れなどで表皮の剥離なども起こらぬよう、注意していきたいと思います。

外国人技能実習につきましては、いよいよ本国での事前学習、試験の合格をされた方が、当施設での研修を経て、本格的に技能実習生として来所されます。受け入れる立場の我々の心構えとして、これらの皆さんは日本の技術を学ぶために、期限を設けて来日する、という前提を忘れてはいけません。制度が始まってからこれまでの技能実習生の扱いの中では、体のいい作業要員として使われていたという、悪しき歴史も耳にします。当施設では、意欲をもって技術を学びに来る若い力を、しっかりと伸ばすことが出来る実習を目指していきたいと感じました。

記事 施設長

投稿者 T